Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

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今年を振り返って

間もなく2006年が終わろうとしています。
わたしにとって、今年は歴史ファンとして正に転機の年でした。
何度も書いていますが、ここまで土方歳三のファンになり、幕末の世界にハマるとは、未だに我ながら驚いています。
以前にも折に触れて何度か書きましたが、今年1年を振り返りつつ、わたしがこの世界にハマったいきさつを改めて書いてみます。

小学生の頃に「ベルサイユのばら」のファンになったのがきっかけで、フランスを中心に西洋史に興味を持ち続け、大人になったので、日本史は一部の例外(宝塚の舞台で興味を持った「忠臣蔵」)を除いて、眼中にありませんでした。
特に新選組を含めた幕末は日本史の中であまりにもメジャーすぎるため、ジャンルを問わずメジャーなモノには興味を引かれない性分のわたしは、幕末に興味を持つことはありえないだろうと、去年までは思っていました。

そんなわたしが「新選組!! 土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで土方歳三のファンになり、彼を知るには彼が創り上げた新選組を知るのが近道だと思い、新選組にも興味を持ち、更に彼がかかわった幕末の世界にも興味を持ちました。
以前から運営していたブログで、この世界にハマっていく経緯を書いていましたが、史跡巡りのレポを書くようになってから、ブログに投稿できる文字数にかなり制限があるのに不自由を感じるようになったので、制約の少ないFC2ブログにおいて、土方さん・新選組・幕末ネタ中心のこの「Le régiment H」を立ち上げました。

話は前後しますが、大河ドラマ「新選組!」の放映中は地元の私鉄沿線で、大々的に新選組のふるさとキャンペーンを行っているのを冷ややかな視線で見ていました。
わたしにとって史跡巡りイコールヨーロッパ旅行だったので、京○線沿線なんて近すぎてありがたみがないと思っていました(苦笑)
とは言え、ドラマ自体は出演者にちょっと気になる役者が多かったので、たまに見ていました。
過去にわたしが興味を持った唯一の幕末モノ「るろうに剣心」に斎藤一が重要人物として登場していたので、「組!」ではオダギリジョー演じる斎藤一を気にしていましたが、山本耕史演じる「トシ」もカッコいいな~と漠然と思っていました。
それで元旦に実家のテレビでハイビジョン放送「新選組!! 土方歳三最期の一日」を見てみたところ、見事に山本土方に心を掴まれてしまいました(照れる)

後で歳さんファンブログで「組!!」はファンの間で賛否両論あったと知り、先日、ままこっちさん主催のオフ会でも、どうして「組!!」を見て土方ファンになったのかと聞かれました。

わたしが「組!!」を見て、土方歳三のファンになったのは、彼が冷徹にして合理的な考え方の持ち主で、それでいて熱い魂を秘めているのが、わたしの好きな歴史上の人物の一人、チェーザレ・ボルジアに似ていると思ったからです。
(チェーザレ・ボルジアについては塩野七生著「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」に詳しいです)
それまで、土方歳三は浅葱色のダンダラ模様の羽織を着て、京の町で浪士を斬っている、あまり良くないイメージしかなかったので(汗)、「組!!」の土方像はわたしには新鮮に映りました。
もちろん、山本土方がビジュアル的にカッコ良かったのも、大変大きいです(笑)

「組!!」を見る直前に、チェーザレ・ボルジアのファンで、歴史小説に造詣の深い知人から『黒龍の柩』を勧められたので、「組!!」を見た直後に早速買い、読み始めました。
『黒龍の柩』は池田屋事件から話が始まるのですが、当時は新選組に関する知識が皆無だったわたしにはわからないところが多々あったので、「組!!」のムックを買い、それを副読本にして『黒龍~』を読みました。
それから、『燃えよ剣』が土方さんが主人公の小説の王道だと知り(歴史ファンでないオタク友達がみんな読んでいたのにはビックリしました)読んだところ、すっかり歳さんのとりこになってしまいました。(当時の初々しい?感想はこちら

「日本史上に、しかも身近に(←この理由は後述)こんなカッコいい男がいたのか!」
この一言に尽きます!

でも『燃えよ剣』や『黒龍の柩』はあくまで史実を基にしたフィクションなので、「アカデミックミーハー」(歴史に対して、史実を踏まえつつ、あくまでミーハーにアプローチ)がポリシーのわたしは史実の土方歳三像も知りたいと思いました。
歳さんを知るには彼が創り上げた新選組を知るのが近道だと思い、小説だけでなく、歳さんの史伝や新選組本も読んでみようと思い立ちましたが、あまりにもたくさん本がありすぎて、どれから読んでいいのかわかりませんでした。
それで自分のブログや、某SNSの歳さんコミュでお勧め本を聞いてみたり、某南米大河のブックレビューや歳さんファンのブログを見るようになってからは、ブロガーさんの本の感想を参考にしながら、本を選びました。
わたしがここ数年一番興味を持っていた古代ローマ時代は、日本語で読める本の種類がかなり限られていて(特に小説)、選択の幅が狭かったので、新選組を含めた幕末本の種類の多さには驚くばかりです。
ブック○フや中央線沿線の古本屋であれこれ本を買いまくり、9月末までは通勤時間が片道1時間半近くもあったので、かなりのハイペースで本を読みました。
今では部屋の片隅に山積みできるほどの冊数になりました(笑)

このブログのプロフィールでも、過去の記事でも何度も書きましたが、わたしはものごごろついた頃から現在まで、武州多摩郡の甲州道中(甲州街道)沿いの町に住んでいて、家から歳さんの故郷まで電車と歩きで1時間ちょっとの距離で、勇さんの故郷は自転車で行けてしまいます。
西洋史にしか眼中がなかった頃から、自分の興味のある時代の史跡には足を運び、自分の目で見る主義で(だからわたしにとって史跡巡りイコールヨーロッパ旅行でした・汗)、半日近く飛行機に乗ってヨーロッパに行っていたわたしにとって、土方さんの故郷はとてもとても近く感じられました。
そして、2月中旬に土方さんの生家(資料館)と高幡不動尊に行ったのを皮切りに、多摩及び東京23区内の新選組ゆかりの地にあちこち足を運ぶようになり、更に4月と10月には京都、7月には箱館に行きました。
古い歴史的建造物が多く残るヨーロッパの街を見てきた目には、ヨーロッパに比べると日本は(京都ですらも)たった140年前の建物が残っているところがあまりにも少なすぎると、嫌というほど感じましたが、それでも実際にゆかりの地に行って見たからこそわかることも色々とありました。
また、わたしの地元には残念ながら新選組関連の史跡はありませんが、歳さんは地元を横切る甲州街道を何度となく通っています。
地元が歳さんの行動範囲に入っていたかと思うと、それだけで地元に愛着を感じるようになりました(笑)

新選組のルーツを知ることは即ち地元を含めた多摩エリアや、江戸の歴史を知ることにつながるのですが、自分があまりにも地元の歴史を知らなかったことに気づきました。
何しろ20年以上(!)西洋史にしか関心がなく、ここ数年は古代ローマという現代の日本から見て遥か遠い昔、遠くの国に興味を持っていましたが、遥か遠方に目を向けるばかりでなく、自分の足元の歴史も知るのも大事だと思うようになりました。
地元を再認識したとはいえ、骨の髄からフランスびいきのわたしには、幕末の徳川幕府がフランス寄りで、歳さん自身もフランスとの接点ががあったのがツボです。
歳さんがフランス軍士官に「ムッシュ・イジカタ」と呼ばれていたかと思うと、顔がにやけます(笑)

公(仕事)で色々あった中、モチベーションを保つことができたのは、歳さんのおかげだと思います。
彼との出会いが、わたしの世界を更に広げてくれました。
フランスかぶれの奇特な、歳さんファンですが、来年もよろしくお願いいたします。
  • [No Tag]

*Comment

 

今年はブログを通してまやこさんに
出会うことができてよかったです。
先日は直接お会いすることもできて嬉しかったです!
ありがとうございました♪

来年も引き続きどうぞよろしくお願いしますね。
よいお年を~!
  • Aki_1031 
  • URL 
  • 2006年12月31日 20時41分 
  • [編集]

 

>Akiさん
年も改まったので、明けましておめでとうございます!

去年はAkiさんのブログをとても楽しく読ませていただきました。
土方さんや新選組に関する本があまりにもたくさんありすぎて、どれがいいのかわからなかった時に、Akiさんの率直な本の感想はとても参考になりました。
また、幕末以外でも、広範囲な趣味の話を楽しませていただきました。
なので、昨年末は直接お会いすることができて、わたしもうれしかったです。
今年もよろしくお願いいたしますv-411
  • まやこ 
  • URL 
  • 2007年01月01日 01時16分 
  • [編集]

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まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

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結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

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