Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

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Prettige kerstdagen!&『江戸時代の日蘭交流』

今日はクリスマスイブです。
記事のタイトルの"Prettige kerstdagen"はオランダ語で「メリークリスマス」という意味です。
オランダ在住の知人に教わりました。発音はわかりませんが(汗)きっと難しいでしょう。

今回は数日前にツイッター経由で情報をいただきながら、紹介していなかったサイトについてです。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、国立国会図書館の公式サイトで12月から『江戸時代の日蘭交流』という電子展示会が開催されています。
今年2009年は日本とオランダの通商が始まって400年なので、それを機会に国立国会図書館とオランダ王立図書館で、江戸時代の日本とオランダの交流をテーマとした、それぞれの所蔵資料を紹介する電子展示会を開催する運びになったそうです。
国立国会図書館の展示『江戸時代の日蘭交流』では所蔵の蘭書を含む、古典籍資料および文書や日記など、約240点を掲載しています。
(この辺り、国立国会図書館のサイトの記述を参考にしています)


もちろん、幕末オランダ留学生に関するコーナーもあります。
写真は以前に紹介した、留学生でない浜さんこと、肥田浜五郎がなぜか真ん中に座っていて、赤松大三郎がちょっと縮こまり気味に座り、榎本釜さんが後ろ側に立っている集合写真のみですが、にこれまで一般人がなかなか目にする機会が少なかった日記や手紙が多数掲載されているのが嬉しい限りです。

日記や手紙が掲載されているのは、澤太郎左衛門、赤松則良(大三郎)、内田正雄(恒次郎)、津田真道(真一郎)、西周(周助)です。
というわけで、釜さんの書いたものはありません。残念です。

展示の数が多いのは筆まめだった赤松則良で、普通の日記、オランダへの航海中の日記、オランダ滞在中の日記、兄弟への手紙、帰国時のお土産リスト(笑)など盛りだくさんです。
展示されている文書は拡大して読むことができます。
磐田の旧赤松家で則良の書を見た時にも感じましたが、則良は決して達筆ではありません(汗)
でも、彼が筆まめで、色々と書き残し、書き残したものが伝えられたおかげで、オランダ留学生について知ることができるので感謝の一言に尽きます。
(釜さんがオランダ留学中に書いたものは渡蘭日記以外現存していないんでしょうか)

学者さんの津田、西の文章はちょっと古風な感じです。
留学生たちが渡蘭する際、咸臨丸で長崎に行く船内で(JIN原作では描かれ、史実の沖田総司も罹患した)麻疹が流行し、釜さんを端に澤、内田、赤松にも移ったそうですが、展示されている津田の日記には「(麻疹は)子供の頃にかかったので、私には移らなかった(という意味)」と書いてあります。
『赤松則良半生談』で引用されている西の手記にも同趣旨のことが書かれていて、留学生最年長の田口俊平も罹患しなかったそうなので、麻疹に対して免疫があった留学生(士分)年長組(笑)には移らなかったことが伺えます。

ちょっと話が逸れましたが…オランダ留学生に関する文書以外にも、『江戸の日蘭交流』では貴重な史料が多数閲覧できます。
家にいながら、ネット上でじっくり史料が見られるのは本当にありがたいです。
ツイッターでこの展覧会を紹介してくださったのは、歴史には詳しくない方ですが、そんな方にとってもわかりやすい開設で説明されています。
「電子展示会」と銘打っていますが、特に終了日は定められていないので、今後も国立国会図書館のサイトにアクセスすれば閲覧できます。
興味のある方は、正月休みにでもじっくりご覧ください。
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まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

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結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

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