Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

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10月から12月にかけて読んだ本

また、更新間隔が開いてしまいました。
体調は悪くはありませんが、精神的にはいまいちよろしくない状況が続いてます。
ついったーでのわたしの日々のつぶやきをご存知の方は、その割には出掛けてると言われそうですが…

何度か書きましたが、ついったーは一度に書き込める文字数が140字ですが、その分気楽に書けるので、読んだ本についても色々書いています。
10月から今月にかけて、読んだ本についてのつぶやきをこちらにまとめてみます。
つぶやきをそのまま載せると筋が通らないところがあったので、少し編集しました。
文体が不揃いなのはご勘弁ください。
感想というより単なる覚書です。


『徳川慶喜 将軍家の明治維新』(松浦玲著・中公新書)
ブックオフで買いました。この本を読んで、幕末で一番訳がわからない人物(苦笑)の一端がわかればいいんですが…
慶喜が将軍後見職になった文久二年辺りから元治元年にかけての京都政局の件が複雑すぎて理解不能。でも、その時期を過ぎれば割と楽に読めた。
(補足)
巻末の「徳川慶喜の写真室」に貴重な写真がコンパクトに収録されています。もちろん慶喜本人が撮影した写真もあり。また参考文献に対する著者のツッコミがポイント高いです。

『逝きし日の面影』(渡辺京二著・平凡社ライブラリー)
幕末・明治に来日した欧米人による日本に関する記録をまとめた本。
歴女代表?の某モデルが書評で取り上げていたのもあって、図書館の貸出予約がぎっしり詰まっていた。
現代の日本人が幕末・明治の日本を見る視点は、同時期に来日した欧米人と変わらなくなっている。
欧米人があらゆる意味で驚嘆した、この時代の日本は一体どこに逝ってしまったのかと考えさせられた。

『幕末インテリジェンス─江戸留守居役日記を読む』(白井良夫著・新潮文庫)
幕末末期に佐倉藩の江戸留守居役(大名家の外交官)を務めた依田学海の日記を紹介した本です。今で言う社用族だった留守居役が大政奉還以降の大混乱で大活躍しているのが興味深いです。
この本の主人公は元々漢学者で、留守居役に抜擢された方ですが、剛直な性格なので、藩の金で形ばかりの接待をし、飲み食いばかりしている他藩の同僚に呆れています。昔も今も同じなんですね…うむ。でも、飲むのも仕事のうちだった生活が大政奉還によって激変してしまいます。
(補足)
以前、日野新選組のふるさと歴史館で、この作品の元になった依田学海の日記を見たことがありましたが、この本によってようやく内容を知ることができました。

『江戸城のトイレ、将軍のおまる 小川恭一翁柳営談』(小川恭一著・講談社)
ドラマJINや坂の上の雲を楽しんでいる私が今読んでいるのは「小川恭一柳営談」という副題の本(正式な題名は書くのを憚られる)。江戸城内の複雑な武家社会について会話形式でわかりやすく説明されています。大名家の格付けの複雑さに目まいがしそうです。
「小川恭一柳営談」を註を残して本文を読了。江戸時代の大名は仕来たりでがんじがらめ(変換すると「雁字搦め」)で本当に大変!もし江戸時代に生まれたとしても大名にはなりたくない、と思った。
(補足)
はな。さんのブログで存在を知り、以前から気になっていた本です。
『幕末インテリジェンス』に頻繁に登場した「江戸城の帝鑑の間の大名」という表現がよくわからなかったのですが、この本のおかげで理解できました。

『江戸城─本丸御殿と幕府政治』(深井雅海著・中公新書)
いわゆる柳営ものでも『小川恭一翁柳営談(副題)』より更に専門的な内容。江戸城の部屋の配置が大名や幕臣の位や政務と深く関係していることがわかった。本丸御殿内の地図入りで部屋が詳しく紹介されているので、御殿内を歩いている気分になる。
徳川幕府が約260年存続した理由が政治の仕組みからわかるような気がした。自分が生まれた国の昔の事をあまりにも知らないことに気付いた。
(補足)
幕末以前の徳川の幕府政治について知りたい人にお勧め。これを読めば、幕末の幕府政治がいかに特異なものだったかわかります。

『お家相続 大名家の苦闘』(大森映子・角川選書)
江戸時代の大名の後継者問題についての本。末期養子の実態について様々な実例を交えて書かれていました。御公儀への無届け、年齢詐称、死去日の操作は当たり前だったようです。いかに家の存続が大変だったかよく分かります。
子供の死亡率が高いため、子供が多くても、世継に先立たれ、親戚や遠縁から養子をもらうことが多かったそう。でも庶子でも後継者になれる日本より、正妃の子しか後継者になれなかった欧州の王室の方が大変。

それでもって今は『幕末の将軍』(久住真也・講談社選書メチエ)を読んでいます。
これでも、歳さんファンです(笑)
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まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

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結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

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