Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

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めくるめく時代小説の世界

前回の更新から1ヶ月近く空いてしまいました。
これだけ更新していないと、皆さんに忘れられてしまいそうですね(苦笑)

先月から今月にかけては、日野宿本陣文書検討会の例会以外は幕末関連のお出かけをしていないので、お出かけネタで記事を書けなかったりします。
でも、よくよく考えたら、このブログを始めた頃から書こうと思っていたネタをまだ書いていなくて、また、和蘭旅行記の続きも書いていないので、書くネタが尽きたわけではありません。
ただ、これらのネタは書くのにちょっと気力がいるので、今はまだ書けません。

言い訳はさて置き、この先は本の話ですが、まずわたしの家族が登場します。

わたしは実家のすぐ近くで一人暮らししているので、実家の家族にはすぐに会えます。
でも、父とは気持ちの行き違いがあってしばらく疎遠になっていました。
そんな折に母と弟から、最近、父が「居眠り磐音」シリーズをはじめとする佐伯泰英氏の作品をはじめとする時代小説にハマっていると聞いて、わたしは驚きました。

父はフィクションもの、特にドラマの類が大嫌いで、夜、家族がTVでドラマや映画を見ていると、話の途中でも「くだらない」の一言で、N☆Kのニュース番組にチャンネルを替えていました。(今時、こういう父親が存在するんです…)
父が家でたまに読む本も仕事に関連したもので、フィクションの塊というべき、時代小説を読んでいるのを、わたしが実家にいた頃は一度も見たことがありませんでした。
そういう事情があって、わたしは父が時代小説にハマっていると聞いて、驚いたのです。

父と時代小説の話をしたいと思っていたところ、久しぶりに家族が揃う日があり、久しぶりに父と顔を合わせました。(この辺りは日常の覚え書ブログに書いています)
その時に父に直接、「居眠り磐音」シリーズを読んでいるの?と聞いてみたところ、その通りで、どうやら刊行された分はほどんど読んだらしいです。
父の話しぶりでは、最初から読んだのではなくて、途中の巻を少しずつ入手して、話を行きつ戻りつ読んているようです。
Akiさんのブログによると、このシリーズは30巻近くまで刊行されているそうですが、それだけの長編となった作品を、時代小説と無縁だった父が読んだのは、このシリーズが父にとって余程面白く、魅力的に感じられたからなんでしょう。

そこで、話のタネにと持参した、『絵が語る知らなかった江戸の暮らし<武士の巻>』という、江戸時代の絵解き本を父に見せたところ、実に興味深そうに目を通していました。
このジャンルの本に興味を持つとは、数年前の父では考えられません!
父はわたしにこの本を貸してほしいと言いましたが、勤務先近くの図書館で借りたもので、又貸しは出来ないので、後でわたしの手持ちの『日本人なら知っておきたい江戸時代の武士の朝から晩まで』と、もう一冊江戸時代の生活の実態を紹介した新書本を父に貸しました。
果たして、父が読んでくれるといいのですが…

幕末の世界にハマってから、あまたの「歴史小説」は読んできましたが、「時代小説」からは遠ざかっていました。
でも、父と話しているうちに、久しぶりに「時代小説」が読みたくなって、手持ちの「眠狂四郎」シリーズの再読を始めました。

実は幕末にハマる5年程前(2001年)、柴田錬三郎作の時代小説「眠狂四郎」シリーズにハマっていました。
某青年マンガ誌で連載されていた「眠狂四郎」のマンガを読んだのがきっかけで、原作の小説読むようになり、マンガより原作の方がずっと面白いとわかって、何冊も刊行されている原作本を買い集めました。
その頃は「眠狂四郎」シリーズを一時代小説として読んでいて、描かれた時代背景にはほとんど興味がありませんでした。
ただ、物語の舞台が水野忠邦が天保の改革を始める前の時代だということだけは認識していました。
この頃は「眠狂四郎」シリーズは読んでいても、歴史ものはヨーロッパ史しか興味がなかったので、数年後に幕末の世界に足を踏み入れ、その延長線で江戸時代にも興味の範囲を広げようとは、夢にも思っていませんでした(笑)

ちなみに「眠狂四郎」シリーズは文政十二年(1829年)から始まります。
幕末にハマる前は、前述したように「水野忠邦が天保の改革を始める前の時代」としてしか認識していませんでしたが、今ではシーボルト事件のあった年、幕末に活躍する人々がすでに何人も生まれているという認識に変わりました。

久しぶりに「眠狂四郎」シリーズを読んでみて、柴田錬三郎の文章は一見さらっと書かれているように見えて、実に奥が深いと改めて感じました。
わたしは幕末にハマる前は海外の翻訳小説や歴史書ばかり読んでいたので、作家の地の文章を味わう機会が少なかったのですが、幕末にハマってから歴史小説を読むようになって、文章から作家の力量を推し量れるようになりました。
どの小説とは申しませんが、昔の時代を書こうとしている割には文章に味がなさすぎてつまらないと感じる作品も読んでしまったことがあるので、久しぶりに「眠狂四郎」シリーズを読み、改めて柴田錬三郎の力量を思い知った次第です。

「眠狂四郎」シリーズと平行して、今は図書館から借りてきた『アラミスと呼ばれた女』を読んでいます。
榎本釜さんに子供の頃からなヒロインの物語です。
長年の「三銃士」ファンとして読む前から突っ込みたくなる題名で、内容も突っ込みどころ満載でした(笑)
でも、この小説の釜さん…ズルい男だけど萌えます

久しぶりに記事を書いたら、例によって長くなってしまいました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

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結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

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