Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

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和蘭旅行記 2008年9月14日(日) 本編其ノ壱

オランダ旅行の詳細レポを書き始めたはいいんですが、反応が少ないのが寂しいです。
わたしとしては、異文化の違いも楽しんでいただきたいです。
海の外の世界を知ってこそ、見えてくる日本もあります。
皆さんのコメントが、この先のレポの執筆のエネルギーになりますので、一言いただけるとうれしいです。
それでは、本編です。

2008年9月14日(日)ハーグ 天気:晴れ

前日、飛行機の中で眠れなかったのにもかかわらず、日本ではありえないくらい早い時間に目が覚めました。
眠りに落ちるのは早いけど、目が覚めるのも早いです(汗)
9月中旬のオランダは日の出が午前7時15分頃、日の入りが午後8時前です。
わたしが目が覚めた時間はまだ外が暗かったので、しばらくベッドから出ずに体を休め、部屋が明るくなってから起きて、リビングでヨガをしました。(日常の覚え書の方には書いてますが、1年ほどヨガのレッスンに行ってます)
リビングはわたしが一時通っていたヨガスタジオより広かったです(笑)
ハーグでは毎朝こんな感じでした。

朝食は毎朝、ホテルの地上階にあるレストランで取りました。
レストランは白が基調のシンプルなインテリア、奥にに何と仏像が鎮座し、テーブルの上にキャンドルが点され、朝からちょっとスピリチュアルな雰囲気でした。
そして、フランスの二つ☆ホテルに比べると、夢のような充実振りでした。

パンがブローチェ(サンドイッチ)用のパン、ドイツ系の黒パン、フランスパン(バゲット)、クロワッサン、いわゆる食パンなど10種類近くあり、チーズ(オランダ語ではkaas(カース)・ハムは3~4種類、ヨーグルト、飲み物はコーヒー・紅茶(オランダではティーバックが主流)・オレンジジュース・ミルク(オランダ語では「メルク」)、ミネラルウォーター(日本でも見かけるサーバー入り)がありました。
フランスの二つ☆ホテルの朝食では基本的にパンと飲み物しかありませんが、ここではゆで卵、ブローチェに挟む卵のマヨネーズ和え、スクランブルエッグと焼きベーコン、生トマトとキュウリまでありました。
以前、ウィーンのホテルに泊まった時、朝食の充実振りに感動しましたが、ハーグのホテルはそれ以上でした。
ドイツのホテルの朝食も充実していると聞いたことがあるので、ゲルマン系の国のホテルの朝食はボリュームたっぷりなんでしょう。
下の写真は左から わたしの朝食のテーブル、ビュッフェのテーブル、レストランの奥に安置されてた仏像です。
ハーグの朝食  ハーグのホテルの朝食(ビュッフェ式)  ハーグのホテルのレストラン 何と仏像が安置されてます…

わたしは毎朝、メルク(笑)は必ず飲みました。
パンはクロワッサンがバターが利いていて意外に美味しかったです。またパンはオランダ独特の食べ方にもチャレンジしましたが、これは別記事にて書きます。
チーズは色々な種類がありましたが、ハーブ入り(クミン?)のチーズがちょっとくせがありましたが、美味しかったです。
何より感動したのは、プレーンヨーグルトのとてもクリーミーなことです。
ヨーグルトはヨーロッパの他の国でも食べましたが、オランダのが一番美味しく感じました。
日本のプレーンヨーグルトはどうしてあんなに水っぽいんでしょう。

朝食をたくさん食べてから、ハーグの市内散策に出発しました。
オランダ政府観光局のサイトに掲載のハーグの地図はこちらです。

まずホテルのすぐ近くにある公園に行ってみました。 (上記の地図では右上の緑の部分です)
この公園はオランダ女王が執務しているノールドアインデ宮殿の裏手にあります。(宮殿への通り抜けはできないようです)
公園にはあまり花が咲いていなかった分、日本人にとっては季節はずれの紫陽花の花が咲いているのが目立ちました。
下の左の写真中央奥の建物が、ノールドアインデ宮殿です。
ノールドアインデ宮殿裏の公園  公園に咲いていた紫陽花

日曜日の朝9時過ぎのハーグ市内はあまり人気がありませんでした。
でも、危ない雰囲気はなかったので、のんびり中心部まで歩きました。
かのフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が展示されているマウリッツハウス美術館の開館時間が午前11時なので、それまでハーグに滞在したオランダ留学生の下宿先を『幕末オランダ留学生の研究』に載っている地図と記述を頼りに探してみました。
オランダ留学生のハーグでの下宿先については別記事に書きました。こちらです。

オランダ留学生の下宿先を探せるだけ探してから、マウリッツハウス美術館に向かいました。
途中、スパイ大通り沿いに大きな教会(新教会)があったので、入ってみました。
教会では昼からコンサートがあるそうで、教会の中にステージが設置され、パイプ椅子や機材が入っていました。
それで、歌手らしい男性が歌っていて、その美声にしばし聴き入りました。 
ハーグの新教会
わたしはヨーロッパのプロテスタントの国の教会に初めて入りましたが、教会の中に聖像だけでなく十字架すらないのにちょっと驚きました。(日本では一般的なプロテスタント教会には十字架はあったような…)
その後も各都市で教会を訪れましたが、どの教会にも大きなパイプオルガンがありました。
でも、その音色を聴く機会にめぐり合えなかったのが残念です。

マウリッツハウス美術館はハーグの街の中心部の中心、ビネンホフ(国会議事堂)の隣、ホフフェイファ(池)のほとりにあるこじんまりした美術館です。
でも、フェルメールの絵を見たいがだめに、ハーグに立ち寄る旅行者も多いようです。
わたしはフェルメールはそれほど…なのですが、フランドル絵画(特にレンブラント)は好きなので見に行くことにした次第です。
マウリッツハウスの正面

マウリッツハウス美術館のチケット売り場で、オランダ全土の博物館・美術館で使用できるミュージアムカードを購入しました。
事前にオランダで見に行く予定の博物館・美術館のチケット代の合計額と、ミュージアムカードの値段を調べ、ミュージアムカードの方が割安だと分かったからです。
結局行かなかったミュージアムや、行く気はなかったのに入場したミュージアムがありましたが、元は取れたと思います(笑)
それから日本語のオーディオガイドを借りました。
オーディオガイドはチケット代に込みで、日本語の館内図もついていました。
ヨーロッパの美術館ではカメラ撮影OKなところもありますが、マウリッツハウスは禁止でした。

マウリッツハウスは特に順路はありませんが、2階(日本では3階)にフェルメールとレンブラントの絵が展示されているので、まず2階に上がり、オーディオガイドを聞きつつゆっくり鑑賞しました。
パリのルーブル美術館やウィーンの美術史美術館に比べると、小さいサイズの作品が多いですが、どれもじっくり見たくなる名品ばかりで、豪華な宝石箱の中に小粒だけど質の高い宝石がぎっしり詰まっている趣でした。
また、前日にテレビで「仮面の男」を見たので、17世紀ヨーロッパの世界に戻るのが違和感ありませんでした(笑)
わたしは昔からの「三銃士」ファンで、以前は17世紀フランスにものすごくこだわっていました。それゆえ同時代のフランドル絵画にも興味を持ちました。

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」はやはりよかったです!
フェルメールの他の作品同様、作品のサイズは小さいですが、存在感がありました。
オーディオガイドの解説ではこの作品は「オランダのモナリザ」と呼ばれているそうですが、わたしは本家の「モナリザ」より好きです。
また「デルフトの眺望」も見ました。
これはフェルメールの数少ない風景画で、サイズもフェルメールの作品にしては大型です。光と影のコントラストが絶妙でした。
もう一点のマウリッツハウス所蔵のフェルメールの絵画「ディアナとニンフ」は来日していて、12月14日まで上野・東京都美術館で開催中の「フェルメール展」で見ることができます。

レンブラントの絵は数点展示されていましたが、最晩年の自画像が最も印象に残りました。
レンブラントは多作で、ヨーロッパ各地の美術館に彼の作品が展示され(日本にも何度となく来日してます)、自画像も多く残しています。
晩年、レンブラントは破産し、家族にも相次いで先立たれますが、それでも創作意欲は衰えなかったそうです。
「わしは絵が描くのが好きだ。何があろうと描く!」という強い意志を感じさせる眼差しが、最晩年の肖像画から放たれていました。

オーディオガイドは漠然と見ているだけではわからない、絵に込められた様々な意味や意図を説明してくれるのが良いです。
また、オーディオガイドがなければスルーしてしまいそうな作品もセレクトされていて、それを見るのも面白かったです。
マウリッツハウスのオーディオガイドは日本語がきちんとしていて、説明も細かく丁寧でした。

ミュージアムショップはとても充実していて、散財してしまいました(笑)
と言っても買ったのは定番のポストカード(絵によってサイズがバラバラ)、日本語版のガイドブック、来年のカレンダーです。
パレードの予行練習をする騎馬隊それから美術館内のカフェで休憩しました。チケットを購入する際にカフェのドリンク割引券をもらったので使いました。
ホフフェイファ(池)に面した席で休んでいると、外からにぎやかな演奏が聞こえました。
するとホフフェイファ沿いに騎馬の行列がやってきました。
オランダ留学生の下宿を探している時も、プラーツという広場の脇の大通りを鼓笛隊が通るのを見かけました。
どちらとも、16日に開催されるオランダ女王の国会開会のパレードの予行練習に違いないと思いました。

「2008年9月14日(日) 本編其ノ弐」に続きます。
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*Comment

クミンのチーズ 

お部屋でヨガしてレストランに行ったら、
仏像発見!めったに無いことですね(笑)
今のまやこさんの心境にはぴったりだ~!

ところで朝食にあったというクミン入りのチーズ、
私は某JR駅にあるワインショップで食べたことが
あります。
あれは珍しいし、なかなか美味しいですね。
昨年のベルギー旅行の朝食では、クミンチーズは
ありませんでしたが、
やはり種類が多く充実していたのを思い出します。
北欧系のホテルだったこともあり、サンドイッチの
具になるようなおかずがたくさんありました。
こんなのパリやロンドンの安ホテルではありえない!
と、ついつい朝からたくさん食べてしまいました。

フェルメールの絵、やはり上野で見るよりは、
オランダの美術館の雰囲気の中で見るのがいいですね。
私もぜひ訪れてみたいです。
  • ダック 
  • URL 
  • 2008年10月01日 22時34分 
  • [編集]

 

>ダックさん
コメントありがとうございますv-411

ホテルのレストランにあのような仏像があって、さすがにわたしもビックリしました。
ホテルの中にヨガスタジオのような部屋もあったんですが、どうやらヨガのレッスンは行っていないようでした。
でも、フロントには知り合い?のヨガスタジオのリーフレットが置いてあったのでもらってきました(笑)

ダックさんはクミン入りチーズを食べたことがあるんですね!
ちょっとクセはありますが、美味しいですよね。

手持ちのガイドブックでは、ベルギーのホテルの朝食はフランス式(笑)のようでしたが、ダックさんがお泊りになったホテルでは朝食が充実していて良かったですね。
わたしも「こんなのパリの安ホテルではありえない!」と思って、朝からモリモリ食べてました。
そのおかげで、お昼の時間が少々遅くなっても大丈夫でした。

上野のフェルメール展、明日(というより今日)見に行くつもりです。
旅行前は見に行く気がしなかったんですが、オランダでフェルメールの絵を見て、上野でも見たくなりました。
  • まやこ 
  • URL 
  • 2008年10月01日 23時04分 
  • [編集]

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まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

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結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

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