Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

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石田散薬を作ろう!《其ノ壱》

20080726160713
お久しぶりです(汗)
今日は歳さんの故郷で、石田散薬の材料の牛額草を刈り取ってきました(笑)
150年前の石田村の村人になった気分を味わいました☆

ここからは例によってPCからの追記です。

わたくしの近況はさておき・・・
歳さんファンなら一度は歳さんの実家の家伝薬、石田散薬に興味を持ったり、作れるものなら作ってみたいと思ったことがあるかと思います。
以前から個人レベルで石田散薬を作っている人はいるそうですが、去年に引き続き、歳さんの故郷で石田散薬を作る催しが開かれました。
日野市郷土資料館・土方歳三資料館共催の体験学習会「石田散薬作り」です。
去年催されたのはWEB上で知って、面白そうだとは思っていました。
でも。石田散薬の材料、牛額草(ミゾソバ)の採集時期は土用の丑の日辺りなので、夏の暑さが大の苦手なわたしは参加しようかどうか迷っていました。
でも、石田散薬を自らの手で作る機会はそうないので、思い切って参加してみました。

今日は第1回の石田散薬の材料、牛額草(ミゾソバ)の採集・乾燥の作業を行いました。
作業自体は簡単でしたが、炎天下の野外作業はかなりハードでした。もちろん暑さ対策を立てたのは言うまでもありません。

まず、万願寺駅で集合しました。
わたしは日野宿本陣文書検討会経由で参加申し込みしましたが、石田散薬作りを夏休みの自由研究のテーマに選んだらしい小学生とお母さんが数組参加してました。
日野市の職員の方が「遠方から参加されている人がいる」と仰っていたので、どこから来たんだろうと思ったら、静岡と栃木からいらしたそうです。(ファンの鏡だ…)

初めに、昔は石田散薬はどんな道具で作っていたんだろう?ということで、土方歳三資料館に行きました。
今日は本来なら休館日ですが、夏休み中は団体の見学者が結構いるそうで、開館日(第一・第三日曜日)以外も開けることがあるそうです。
副館長さんから石田散薬作りの道具メインの説明がありました。
その中でわたしが特に気になっているのは、石田散薬の卸先リスト「村順帳」です。
前にも書いた気がしますが、これにわたしの地元が載っているか非常に気になります(笑)
「村順帳」の更なる解読が待たれます。

石田散薬とは直接は関係ありませんが、撮ってみました。
土方歳三手植の矢竹

それから、土方資料館から歩いて10分ぐらいのところにある、牛額草がたくさん生えている場所に行きました。
牛額草は基本的には水辺、田んぼの畦や用水路など水の流れの遅いところに生えるそうです。
昔は浅川の土手にもいっぱい生えていたそうですが、護岸工事の影響で昔ほど生えなくなったそうです。それでも、生えているところには生えていました。
群生する牛額草

わたしはこれまで、牛額草は高幡不動尊の歳さんの立像の足元に植えてあるのしかまともに見たことがありませんでしたが、今回自生しているのをたくさん見ることができました。
3ヶ所で牛額草を刈り取りましたが、場所によって葉の大きさや模様が異なるのが興味深かったです。
わたしが見た限りでは、田んぼの畦より用水路に生えている方が葉も大きく、茎も太かったです。
一面に生えていた牛額草も20人近い人の手により、あっという間に刈り取られ、日野市の車(ライトバン?)の後ろに満杯になりました(笑)
(下の写真を見ていただければ、どのくらいの量かお分かりになるかと…)
山盛りの牛額草

刈り取りの時は長靴を履いて水路に入りましたが、むき出しだったすね(膝上のパンツを履いてました)や腕があちこち草でかぶれてしまいました(わたしは幼少のころから肌が弱いです・汗)。
用水路が縦横に走っていたわたしの地元でも昔は牛額草が生えていたのかもしれない、と刈り取りながら思いました。
もっとも、わたしの地元では用水路はわたしが子供の頃(20数年前)からすでにどぶ川状態だったり、暗渠になっていましたが…

牛額草を刈り取った後は、高幡不動尊に移動し、五重塔の地下にある休憩所で昼食を取りました。
土曜日にもかかわらず参拝客が少なかったので、休憩所も閑散としてました。
この休憩所は食べ物・飲み物の持ち込みOK(ただしゴミは持ち帰り)で、冷房も完備、トイレもきれいなので、猛暑の中で肉体労働した身にはありがたい場所でした。

それから、牛額草の洗浄・乾燥作業を行う日野市郷土資料館に向かいました。
ここは日野市のWEBサイトには高幡不動駅から徒歩20分となっていて、初めは歩きで行く予定でしたが、諸事情で駅から路線バスで行きました。…それで正解でした。
郷土資料館は長い上り坂を上がった、わが母校(大学)も真っ青になるほどの山の上にありました。
この長い上り坂を歩いて上っていたら、坂の途中でバテたに違いありません。

余談ですが、日野市郷土資料館は廃校になった小学校を改造して作られたそうです。
郷土資料館の近くに建ち並ぶ、昭和40年代に建てられたと思しき古い団地を見て、小学校が廃校になってしまったのが納得行きました。(団地の住人の高齢化が進み、子供の数が減ったんですね…わたしが今住んでいる団地も全く同じ状況です)

話を元に戻しまして…昔は校庭だった片隅で、日野市の車が先に運んでいった牛額草を洗って乾す作業をしました。
石田散薬は乾燥させた牛額草の葉を使って作ります。
乾燥させる前に、葉を洗いますが、この作業が思った以上に手間がかかりました。
牛額草と一緒に刈り取ってしまった雑草や、枯れた牛額草の葉を分けた後に、大きな容器に入れた水でゆすぎます。根も一緒に刈り取っていることもあるので、結構泥汚れがついています。
でも、容器に貯めた水よりホースから流れる水にさらした方が泥汚れが取れやすいことに気づきました。
一緒に作業していた人と「歳三たちが石田散薬を作っていた頃は、浅川の水ですすいだに違いない」と話しました。
洗った牛額草は茎のところで束ねて、逆さにして陰乾します。
わたしは牛額草洗いに専念したので、乾す作業はしませんでした。
陰干しの写真は以下の通りです。
牛額草の陰干し

先程挙げた写真のように牛額草は文字通り山のようにあったので、洗浄・乾燥作業は終了予定時間(午後3時)を30分以上オーバーして、ようやく終わりました。
炎天下の作業を覚悟して、色々と暑さ対策を立てて、時々雲で陰っていたのもあって、思ったよりもバテずに済みました。
このところ、暑さにめげて家に篭っていることが多かったので、野外での肉体労働はきつかったですが、無心に作業が出来、何よりも歳さんがいた頃の石田村の村人の気分を味わうことができました(笑)
自分の中でもやもやしたものが、石田散薬作りでちょっと吹っ切れた気もします。(だから、1ヶ月ぶりにブログを書いているわけですが…)

今日の作業の様子は、いつもお世話になっている日野宿本陣文書検討会のサイトでも見られます。

野外作業ですっかり汗びっしょりになったので、帰宅する前に地元の銭湯でさっぱりしてきました(笑)
本当は高幡で銭湯に行きたかったのですが、高幡には銭湯がない、あるとしたら多摩テックのスーパー銭湯と言われたので、地元の銭湯にしました。
内風呂があるのでなかなか地元の銭湯に行く機会がなかったので、この機会に行けてよかったです。

牛額草は約1ヶ月間陰干しした後、8月23日に黒焼して、薬研でゴリゴリ擦る作業をする予定です。
果たして、どんな石田散薬が出来るのやら…!?
この作業もブログで報告するつもりです。
お楽しみに!
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まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

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結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

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