Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

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歳三忌

今日、5月11日は歳さんの139回目の命日です。(あくまで旧暦ですが…)

毎年5月の第2日曜日に開催される「歳三忌」に2年前に初めて行きましたが、昨年はひの新選組まつりの見物を優先して参加しませんでした。
でも、今年はちょうど命日に開催されるので、5月とは思えない寒さの中、石田寺まで行ってきました。


歳三忌に参加する前に、丸一年ぶりに土方歳三資料館を見学しました。
昨晩帰りが遅かったにもかかわらず、開館時間の午前9時半に行ったら、すでに資料館は開いていて、大勢の見学者が来ていました!
もちろん見学者の大半は女性でした。(さすが歳さん…
この時期のみ公開される和泉守兼定の刀身の他に、以前は資料館にはなかった品々がいくつか展示されていました。(資料館のブログはチェックしているので知ってましたが)
歳さんが使用していた他の刀(大和守源秀国)が展示されていましたが、兼定と刀身の刃文が全然違うのが目を引きました。
でも、兼定に比べると柄巻の使用感がほとんどないのが気になりました(後で修理したのかもしれません)。

また、先月の勇忌の講演会で話を伺った中里介山画の「近藤勇像」は思った以上に大きいサイズで、インパクトがありました。
あの写真を参考にして描かれた勇さんの肖像画は他にも見たことがありますが、中里介山が描いた勇さんは眼光鋭く、描いた人の「故郷の英雄」勇さんへの尊敬の念が感じられました。(中里介山は多摩出身だそうです)

また、土方家の親戚の平家の方が、歳さんの埋葬地を問い合わせた手紙もじっくり見てきました。
この手紙によると、歳さんの埋葬地は碧血碑のようです。
この話題について書くと長くなりそうなので、陽暦での命日にでも書こうと思います。

見学者の多さに改めて歳さん人気を実感しつつ、石田寺に向かいました。
石田寺にお参りしたのはお正月以来ですが、その時とは比べ物にならないほどの人がお寺に続々とやって来ました。

初めての歳三忌の時は右も左も分からぬまま知人に連れて行ってもらいました。
今年、2年ぶりに参加してみて、2年前には気づかなかったことに気づいたり、わからなかったことがわかったりしました。
今回は顔見知り(こちらが一方的に知っている人、お互いに知っている人)に何人もお目にかかりました。
わたしは早めに石田寺に行って受付を済ませて、列が出来たらすぐに並んで待っていたので、早くお焼香ができました。
歳三忌では墓前でゆっくり手を合わせられないので、来月にもまたお参りするつもりです。

お焼香が始まるまでにすっかり体が冷えてしまったので、高幡に戻って、駅前の「あんず村」でランチしました。
前にも書きましたが、この店にはいかにも新選組ファン!な人は来ないので、かえって落ち着けます。
でも、お店の各テーブルに置いてある客が色々と書くノートを見たら、昨日はパレード参加者予定者が来ていたようでした。

「あんず村」名物のどんすぱ(どんぶりに入ったスープスパゲティ)を食べてすっかり満腹になってから、歳三忌の講演会場(高幡不動尊の信徒会館)に行きました。
今日の講師は、永倉新八の直系子孫(曾孫)の杉村悦郎氏でした。
話題はもちろんご先祖さまのことです。
永倉さんの孫たち、杉村氏にとっては父、おじが書き残した、小樽で暮らした晩年の永倉さんのエピソードをいくつか披露されました。
杉村氏の永倉さんについての著書に書かれているエピソードなのかもしれませんが、永倉さんについてあまり知らないわたしは興味深く聞けました。

杉村氏の講演の後、新選組関係者、研究家、作家の方によるPRタイムがありました。
その中で最もわたしの心を引いたのは、土方家と親戚関係にある平家の方のお話でした。

明治12年に、平忠次郎が土方歳三の親戚だと名乗って、旧幕府関係者(榎本武揚、山岡鉄舟、勝海舟、大鳥圭介)を今で言うアポなし訪問したそうです。
今日、講演会場にいらした平忠次郎のご子孫の方は、土方歳三の親戚だと名乗って突然訪ねて、訪問先の人に疑われなかったのかと思っていたそうですが、最近、平忠次郎が訪問の際に使用した身分証明書が見つかったそうです。
それは、平忠次郎の住所と名前が書かれた蚕種(蚕の卵)製造の鑑札(板)です。
『神奈川県南多摩郡上田村』(明治12年当時の日野市は神奈川県に所属)と書かれた札を見せられて、訪問先の人たちは「土方歳三の故郷から来たのか」と思ったのでしょう。
平忠次郎が訪問した時にしたためた、榎本さん、大鳥さん、勝さん、山岡鉄舟の揮毫は現在は高幡不動尊に奉納され、奥殿で見ることができます。

また、先月の勇忌に引き続き、榎本隆充氏がいらしてました。
隆充氏によると、6月に講談社学術文庫より『榎本武揚 シベリア日記』、東京農大から『二人の学祖』と曽祖父(武揚さん)に関する本が刊行されるそうです。
『シベリア日記』は以前から読んでみたいと思っていたので、刊行が決まってうれしいです。

PRタイムの後の抽選会で、わたしは高幡不動尊から寄付された小冊子セットが当たりました。
その中に、わたしが歳さんに興味を持って初めて買った新選組本『歳三菩提寺 高幡不動尊の新選組関連資料』がありました。
同じ小冊子を2冊持っていてもしょうがないので、どなたか欲しい人に譲ってしまおうかと思ったのですが、改めて内容をチェックするとわたしの手持ちのものと微妙に内容が違う(改訂されていた)のに気づき、譲る気が失せました(笑)

歳三忌終了後は、「Fujiu」で久しぶりにお茶しました。(Hさん、ケーキごちそうさまでした)
この二日間、どっぷり日野の新選組の世界に浸っていたので、明日からまた江戸勤めに行くのがおっくうです(苦笑)
来月、高幡不動尊であじさいまつりがあるので、また日野(というより高幡)に行くつもりです。
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*Comment

 

まやこさん、こんばんは。今日はあいにくの肌寒い天気でしたが、歳三の影を慕いて行脚されていたのですね。こちらの方でも今日、プチイベントがあったのでまた近々ブログにUPしますね。
  • 三浦あぼりじに 
  • URL 
  • 2008年05月11日 22時02分 
  • [編集]

 

まやこさん、こんばんは。
2日続けての日野巡り、寒い中お疲れ様でした。私は今年も家でひっそり手を合わせていましたが、いつも詳細レポを書いて下さるおかげで、様子がわかって有難いです。
そして榎本さん関係の本の情報、ありがとうございます!どちらも6月に刊行されるのですね。楽しみにしておきます。
  • 香音里 
  • URL 
  • 2008年05月11日 22時46分 
  • [編集]

 

私も、久々に和泉守兼定を見たくなっているので、近いうちに行ってみようかと思っていましたが、さすがに今日は混んでいたのですね~。

で、大和守源秀国もご覧になったのですか!!
刃文が全然違う? わぁ、わぁ、わぁ~。

どんすぱ、食べましたか。
斎藤一定食も良いですが(^^;)、どんすぱも良いですよね~。
あ、深夜なのにお腹が空いてきた。
  • YAGI節 
  • URL 
  • 2008年05月11日 23時28分 
  • [編集]

皆さん、コメントありがとうございます! 

>三浦あぼりじにさん
「歳三の影を慕いて行脚」…文学的で素敵な表現ですね。
これからブログでこの表現を使うかもしれません。
かの地でのプチイベントのレポ、楽しみにしています。
薔薇を見に6月にヴェルニー公園にいくかもしれません。

>香音里さん
榎本さんの本ですが…「シベリア日記」の方は6月刊行なのはネットでも確認しましたが、「二人の学祖」の方は6月かどうか聞き損ねてしまいました。(今、このタイトルでググると、このブログがトップに上がってしまいます^^;)
東農大はわたしの住んでいる区内にあるにもかかわらず行ったことがないので、暇になったら行こうと思っています。

>YAGI節さん
昨日の土方資料館は激混みでした^^;
9時半に行ってあの混みようでしたから、ピークの時間帯はどんなに混んでいたのか考えるだけで怖いです。
和泉守兼定の刀身が見られるのは、今週末までですよ~

久しぶりに食べたどんすぱは美味しかったです(笑)
来月の高幡不動尊のあじさいまつりに行くつもりなのですが、またご一緒しませんか?
  • まやこ 
  • URL 
  • 2008年05月12日 21時41分 
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管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  •  
  •  
  • 2008年05月13日 10時38分 
  • [編集]

 

>鍵付コメントを下さった方へ
先程直接メールいたしました。
ご確認くださいませ。
  • まやこ 
  • URL 
  • 2008年05月13日 22時40分 
  • [編集]

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  • 2011年06月18日 03時10分 
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まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

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結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

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