Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • [No Tag]

今週末の幕末関連のお出かけ

2008年も元日から幕末&新選組モードでスタートしましたが、今週末は2日連続で幕末関連でお出かけしました。
史跡巡りでなく、講演会と勉強会です。
昨日は幕末史研究会の例会、今日は日野宿本陣文書検討会の例会に参加しました。

以前から、幕末史研究会の例会に参加してみたいと思いつつ、なかなか出来ませんでしたが、今回の例会のテーマがわたしが興味を持っている「長崎海軍伝習」で、会場がわたしの庭ともいえる吉祥寺だったので参加することにしました。

例会(というより講演)の内容は、長崎海軍伝習所が開設されるまでの経緯と、第一次及び第二次海軍伝習生が学んだ内容についてでした。
わたしは長崎海軍伝習所については、榎本釜さんや中島(三郎助)さんが登場する小説で書かれた程度しか知らないので、史料に基づいた講師の方の話に興味深く聞き入りました。
一緒に聴講したはな。さんは、講演の内容以上に長崎海軍伝習所についてご存知のようで、さすが…と思いました。

講師の方は長崎海軍伝習所は勝海舟抜きにしては語れないと強調されていました。
わたしはアンチ勝海舟な小説を通して長崎海軍伝習所に興味を持ったので、本当に勝さんは長崎海軍伝習所で大きな役割を果たしたのかと、講師の方の話を聴きつつ思ってしまったので、長崎海軍伝習所について書かれた本を読んで、史実はどうだったのか確認したいです。

頂いたレジュメに勝さんが書き残した長崎海軍伝習所の平面図が載っていました。
長崎海軍伝習所は長崎奉行所西役所内に開かれたので、それなりに部屋数がありそうなのに、勝さんは自分の知っている範囲(はな。さん曰く「勝さんの世界」)しか描いていないようです。
勝さんが使っていた部屋に「自分部屋」と書いているのが笑えます。

長崎海軍伝習所では午前と午後にそれぞれ2科目ずつ、90分授業がありました。
このスタイルは現代人にとっては当たり前ですが、科目ごとに先生が変わる授業のやり方は江戸時代の学校や私塾にはなかったそうなので、さぞかし伝習生は戸惑ったでしょう。
また、オランダ人教師陣に授業中にノートを取ってはいけない、頭で覚えろと言われたそうです。
この勉強法は現代にも通じるところがあると思います。
先生の話をノートに書き留めることに気を取られて、実際には授業の内容が頭に入っていないことはよくあるので…(苦笑)

授業は若手のオランダ通詞が通訳したそうです。
わたしは通詞と通弁は同じだと思っていましたが、講師の方によるとそうではないそうです。
通弁はいわゆる通訳ですが、通詞は通訳だけでなく、翻訳、会計、ツアーコンダクターの仕事もやっていて、一種の外交(貿易)官だそうです。

また、長崎海軍伝習所の伝習船として安政2年(1855年)にオランダから日本に回航された咸臨丸は元の名前は「ヤッパン」号だったのは、ご存知の方も多いでしょう。
「ヤッパン」は「Japan」…つまり「日本」号です。
どうも日本で使われる船だから「ヤッパン」と命名されたらしいです。(結構安直…^^;)
幕府から「咸臨丸」と命名するようにと沙汰が降りるのが、ヤッパン号が日本に回航された1年以上たってから(安政3年)なので、それまではヤッパン号と呼ばれていたそうです。

長崎海軍伝習所について、他にも興味深い話を色々と伺いましたが、思いつくままに書いていくと際限なくなるので、この辺りで留めておきます。
史料を読み解くことの大切さを改めて感じた講演でした。
幕末史研究会はわたしの興味の引くテーマがあったら、今後も例会に参加したいです。


日野宿本陣文書検討会の例会は、昨年の後半は別の行事に振り返られることが多かったので、今日は久しぶりに「佐藤彦五郎日記」を読みました。
この例会に参加するようになってから丸1年経ちますが、1年前に比べると少しは「候文」を読み慣れたと思います。

今日は彦五郎日記を読むより、北条氏照及び八王子城と日野宿との関係の話の方が長かったです。
戦国時代にまで話がさかのぼると、色々と説明がいるので、話の内容は詳しくはここには書きません。
昔、家族と何度か八王子城にハイキングに行ったわたしにとっては、八王子城の歴史を知るいい機会でした。
また、歳さんの遠いご先祖が後北条家の郎党だとは知っていましたが、それを示す史料が(コピーですが)見ることができました。

この二日間で歴史は面白い!と改めて感じました。
もっと精進していきたいです…
  • [No Tag]

*Comment

ありがとうございました! 

土曜日はお世話になりました☆
お久しぶりにお会いできたので、お茶などできればよかったのですが、バタバタしていてスイマセンでした。
講演中、ご一緒できただけでもとっても嬉しかったですっっ。
今度は是非ゆっくりと、幕末話に花を咲かせましょう♪
  • はな。 
  • URL 
  • 2008年01月14日 08時54分 
  • [編集]

 

はな。さん、こんばんは。
こちらこそ土曜日は講演中だけでもご一緒できてよかったです。
もっとお話ししたかったので、都内の史跡巡りなどに行かれる機会がありましたら、声をかけてもらえるとうれしいです。
  • まやこ 
  • URL 
  • 2008年01月14日 19時35分 
  • [編集]

コメントの投稿

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

*Trackback

トラックバックURL
http://regimenth.blog55.fc2.com/tb.php/190-f84c3c70

ご案内

プロフィール

まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

もし記事の内容に間違いを見つけましたら、鍵付コメントか下のメールフォームにてご指摘ください。
本文に全く関係のないコメント・トラバは見つけ次第即削除します。
WEB拍手のコメント返しは、拍手をいただいた記事につけます。

結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

ブログランキングに参加中!

↓一日一押しお願いします♪

にほんブログ村 歴史ブログ 幕末・明治維新へ

日々のつぶやき

最近の記事

月別アーカイブ

西暦をクリックすると、その年の月別リストが表示されます。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。