Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

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榎本先生の講座

前回の記事から少し間が空いてしまいました。

昨日、武蔵野大学の「オムニバス歴史講座 薩摩と明治維新その2」を聴講してきました。
講座は全4回、今日は3回目の「戊辰の役と明治維新の対露外交に果たした榎本武揚の役割」で、講師は榎本武揚の曾孫の榎本隆充氏です。
昨年も上記の歴史講座が開講されたそうですが、開講日が平日だったので、泣く泣く参加をあきらめましたが、今年は開催が土曜日だと、あるゆさんのブログで知って、聴講を申し込みました。

大学の構内に入るのは久しぶりでちょっとドキドキしました。
広い教室が(見た限りでは)8割方埋まっていて(定員は400名)、その大半がご年配の方でした。
なので、わたしは参加者の中では若手の部類でした(苦笑)

90分の講義のうち、1/4が榎本武揚(以下、釜さん)が箱館戦争に破れるまでの話で、残りが今回の講義のテーマの釜さんが出獄後、ロシアの特命全権公使に任命され、ロシアに渡った時の話でした。
初めの部分の話は、3月に土方歳三資料館での講演会と内容がかぶっていましたが、釜さんのロシア時代の話が聞きたいがために講座を受講したので、興味深く隆充氏の講義を拝聴しました。

◇徳川幕府への恩義は常に心にあった。(獄中詩より)
◇釜さんの外交センスは薩長人にも一目おかれるほど鋭く、またロシア皇帝とも親しく付き合える柔軟性を持ち合わせていた。
◇シベリア横断の旅では、持ち前の強い好奇心を発揮した。

講義では上記の事柄に関する具体的なエピソードが紹介されましたが、講義後、事前に購入した釜さんの伝記(詳しくは後ほど)をざっと見たところ、講演の内容は伝記に書かれていることがほとんどのようでした。
でも、直系のご子孫によって語られることに意義があると思います。
釜さんは天才的な語学センスの持ち主でしたが(英語・蘭語・独語に加えて、仏語、露語を解したなんて…!)、隆充氏には曽祖父の語学センスは受け継がれなかったと苦笑されていました。
今回の講義を聴講して、榎本武揚は知れば知るほど、引き出しが多く奥の深い人物だと感じました。(ある意味、歳さんよりずっと面白いです)

武蔵野大学に向かう前、立ち寄った吉祥寺の古本屋で『榎本武揚』(加茂儀一著)、『新選組の哲学』(福田定良著)を入手しました。
『榎本武揚』は今は絶版の、釜さんの伝記の代表的な作品で、後で読みやすいと伺いました。
釜さんに関する講義を聴きに行く前に、この本に出会えたのは運命だと思い、即購入しました。
『新選組の哲学』の評判は聞いていましたが、絶版ゆえに一時期古本市場で高値だったそうで、今年になって再版されたものの、文庫にしては高額だったので買う気が起きませんでした。
でも、吉祥寺の古本屋では250円だったので、即購入しました(笑)
こういう掘り出し物がたまに見つかるので古本屋巡りは楽しいです。

講義の後は、あるゆさんと、あるゆさんと一緒にいらしていた方とお茶しました。
毎日日参しながら、なかなかコメントできずにいたサイト及びブログの管理人さんだったので、直接お目にかかれて本当にうれしかったです。
機会があったら、またお会いしたいです
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*Comment

待ってました! 

まやこさん、こんばんは。
榎本隆充さんの講演会のレポ、ありがとうございました。行けなかった私にとっては、とても嬉しかったです。よく拝見している他のブログの方も何人か行かれたようで、約300人ほどの榎本スキーが集結…夢のようです♡

>榎本武揚は知れば知るほど、引き出しが多く奥の深い人物だと感じました。
本当にそう思います。箱館戦争だけでなく、海軍伝習所、オランダ留学時代、ロシア公使時代と次々に興味が湧いてきます。
加茂さんの著書を買われたんですね。ドラマ「五稜郭」、「武揚伝」と共に私の榎本さん好きの三種の神器の一つです。実は私も古本屋で偶然見つけた掘り出し物です(^-^)

  • 香音里 
  • URL 
  • 2007年07月29日 21時01分 
  • [編集]

 

香音里さん、こんばんは。
レポにしては不十分な内容ですが、読んでいただけてうれしいです。
講義の聴講者の中で、わたしや講義後、一緒にお茶した方のように釜さんラブv-344の人は少数で、歴史講座を全4回の講義を申し込んだ人が大半だと思われますv-356
でも、隆充氏の講義を聴講したのがきっかけで、釜さんに興味を持つ方が少しでも増えるといいなと思っています。

加茂氏の著書は香音里さんのバイブルなのですね。
この本を読むのがますます楽しみになりました。
ちょうど、図書館から借りた本を読み終えたので、早速明日から読みます。
  • まやこ 
  • URL 
  • 2007年07月29日 22時17分 
  • [編集]

 

はじめて書き込みさせていただきます☆

講演会の詳細なレポ、ありがとうございます!
ここ数日、『史料 榎本武揚』のシベリア日記を読み返しております(笑)。

そして講演会のおりには本当にお世話になりました!いろいろお話できて楽しかったです。
初めてお会いしたのに、ちょっとテンション高めで失礼いたしました(汗)。
またお会いできる機会を楽しみにしております。
  • はな。 
  • URL 
  • 2007年08月01日 09時52分 
  • [編集]

 

>はな。さん
この度はコメントをありがとうございます。
先日は、初めてお目にかかれて嬉しかったですv-411
はな。さんのブログには先程、こちらからリンクを張らせていただきましたので、これからもよろしくお願いいたします。

榎本さんのシベリア日記が収録されている史料をお持ちとは、さすがです!
わたしは今、加茂氏による榎本さんの伝記を読んでいるところです。
榎本さんをめぐる状況が丁寧に説明されているのがいいですね。

機会がありましたら、ご一緒に史跡巡りしたいです。
  • まやこ 
  • URL 
  • 2007年08月01日 22時40分 
  • [編集]

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まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

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結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

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