Le régiment H ─ル・レジマン・アッシュ─

台湾・高雄市から土方歳三と榎本武揚を想いつつ、幕末と江戸時代ににまつわる話題を書いています。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • [No Tag]

勇さんの出稽古記録

このブログで何度か、近藤勇が上洛前にわたしの地元(武州多摩郡某村)に出稽古に来た記録があると書きましたが、その記録(詳しい題名は後述)は『調布市史研究資料VII 調布の近世史料 下』という本に収録されています。
今日、所用で調布に出かけたので、帰りに調布市の中央図書館に行って、その本を閲覧することができました。


勇さんの出稽古の記録が記されているのは、武州多摩郡下仙川村(現・調布市)の田辺家に伝わる『剣術稽古覺帳』です。
近藤道場の門人だった田邉正三が、嘉永7年(1854年)、安政3年~4年(1856~1857年)にかけて、いつ、どこで、誰に、何本、指南を受けたか残した記録です。
田邉正三は自分の村だけでなく、あちこちの村に出かけて指南を受けていて、勇さんとはかなりの頻度(安政3年には年間13回、安政4年には年間12回)で顔を合わせています。
この頃の勇さんは、近藤家の養子になり、師範として、近藤周助に代わり、多摩のあちこちの村々に出稽古に行っていました。
勇さんと田邉正三が出稽古に行った村の中に、わたしの地元があります。
安政3年~4年の2年間に勇さんは、わたしの地元で7回出稽古を行っています。
わたしの地元で勇さんの指南を受けた人の名前に、地元の旧家の名字が見受けられるので、勇さんが本当に地元に来ていたことが実感できました。
勇さんは稽古覺帳では「勇三(さん)」「嶋崎三」(当時は「島崎」姓)「勇先生」「先生」と呼ばれています。
例えばこんな感じです。
五月五日 ○○ 勇三(さん)ニ(に)三本願
(○○には村の名前が入ります)
また、田邉正三は沖田総司の稽古も受けています。(残念ながら場所はわが地元ではありませんが)
当時の沖田総司は10代半ばにして、稽古をつける実力を持っていたのですね。(さすがだ…)

ここまで書きましたが、本当に気になっているのは、歳さんがわが地元に出稽古に来たことがあるかどうかです。
わが地元は甲州道中沿いにあるので、歳さんは何度となく地元を通ったでしょうが、素通りしただけとは思いたくないのです(苦笑)
どこかの旧家に、歳さんがわが地元に出稽古に来た記録が残っていないでしょうか…
  • [No Tag]

*Comment

 

えーっ、まやこさん、調布市の中央図書館にいらっしゃったんですか!? 
実は、自分のブログにアップしている新選組関連本の9割はここで借りたものなんです(笑)。
調布市民じゃないんですが、調布でも仕事(=副業)をしているので利用カード持ってます。
さすがに近藤さんの故郷あって、新選組関係は充実してますよね♪ 日野には負けますが。

日野宿本陣文書検討会の記事も楽しく読ませて頂きました。深みにはまっちゃうお気持ち、よ~くわかります。
  • YAGI節 
  • URL 
  • 2007年02月13日 23時29分 
  • [編集]

 

>YAGI節さん
調布市の中央図書館のヘビーユーザーだったんですね~
わたしが本文で紹介した本を閲覧したのは参考資料コーナーでしたが、そこには思ったほど新選組関連の本はありせんでした。
それでも「本田覚庵日記」と「井上松五郎日記」は見つけて、ざっと読んできました。

わたしは調布市の隣りの区在住ですが、世○谷区の場合、調布市と隣接している地域の住人しか調布市の図書館の利用カードは持てません。
わたしが住んでいるのは杉○区寄りなので、利用カードを持つ資格がありません。
なので、YAGI節さんのように本を借りることはできませんが、調布は日野よりはずっと近いので、機会があったらまた中央図書館に行きたいです。
  • まやこ 
  • URL 
  • 2007年02月14日 19時49分 
  • [編集]

コメントの投稿

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

*Trackback

トラックバックURL
http://regimenth.blog55.fc2.com/tb.php/104-6e38c656

ご案内

プロフィール

まやこ

Author:まやこ
2月27日生まれのうお座・AB型

舞台や展覧会を観るのが好きで、仏蘭西と西洋史をこよなく愛する歴女です。(や○い・BLは好きではないので、腐女子ではないようです(笑)

2006年の元旦に「新選組!!土方歳三最期の一日」を見たのがきっかけで新選組副長、土方歳三のファンになり、幕末の世界に足を踏み入れ、全身どっぷり漬かっています。
土方歳三だけでなく、榎本釜次郎武揚、小栗上野介忠順、中島三郎助も贔屓にしています。
彼らの足跡を追って、山の奥や海の彼方にも行きました。

ブログのタイトルは仏蘭西語です。意味と由来はこちらをご覧ください。

もし記事の内容に間違いを見つけましたら、鍵付コメントか下のメールフォームにてご指摘ください。
本文に全く関係のないコメント・トラバは見つけ次第即削除します。
WEB拍手のコメント返しは、拍手をいただいた記事につけます。

結婚に伴い、長年住んでいた武州多摩郡某村(甲州道中沿い)から武州久良岐郡(横浜市南部)に引っ越したが、2014年6月に夫の仕事の都合で台湾南部の高雄市に住むことになりました。

ブログランキングに参加中!

↓一日一押しお願いします♪

にほんブログ村 歴史ブログ 幕末・明治維新へ

日々のつぶやき

最近の記事

月別アーカイブ

西暦をクリックすると、その年の月別リストが表示されます。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。